[0-09-096-Y] ユウク=ケダッシュ専用 保管スペース

 ├ ユウク=ケダッシュの日記

 

 

いつの間にか

状況はずいぶん変わってきているようだ。

 

跳梁跋扈。

そうだ。こういうのを跳梁跋扈というのだ。

いまや校内は奇っ怪な生き物で埋め尽くされている。

 

かつての魔法学園は

いまや影も形もない。

ここにいるのは魑魅魍魎の類だ。

 

猫にゴリラに胴の長いげっ歯類。鍵盤。光。

精霊。妖精。unk。

 

けれど、

どうしたことか。

 

これはこれでなかなか楽しそうだ。

皆笑顔を浮かべている。

 

古い体制は崩れた。

築いてきたものはなくなったが、

この瓦礫の山はまるで宝の山だ。

私はここから好きなものを拾ってまた作ることができる。

 

おや、これは……。

 

つけ爪だ。

つけ爪が落ちている。

 

これはもしや、

妙齢の女性がつけていたものでは……!

 

ハァハァ…妙齢の女性のつけ爪…ハァハァ

 

 

by オジノー

 

(結局オジノー落ちかよ!!!!!)

 

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一方その頃……

 

ユ「Koya君、そこかしこで爪とぎをするのはどうかと思うぞ。」

 

コ「テフェフェー」

 

 

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